現在、一番の挫折と感じている出来事

◆エピソード◆

大学2回生の夏の出来事でした。

 

『やめます。やめさせて下さい。

 今までありがとうございました。』

 

僕は一方的に電話で言い捨て、

彼との連絡手段の全てを消しました。

 

当時の僕は極度の疲労状態にあり、

まともに思考が回っていない...

そんな状況が何日も続いていました。

 

僕が何をしていたかと言うと

ある政治家(Aさんと呼びます)の

事務所のスタッフをしていました。

 

公開可能な範囲で言うと、政党は自民党です。

 

この事務所に入ったきっかけは

議員インターンシップでした。

 

1回生の12月にこのインターンを発見し

何か特別なことがしてみたい!

という思いから参加しました。

 

そしてやるからには厳しく鍛えてくれる事務所!

と思い、数ある中からこの事務所を選択しました。

 

選んだ理由は

この政治家がとにかくイケていたから。

元々は超大企業の営業マンで、年間MVPを取りまくる

エリート中のエリートでした。

 

こんな人の元で仕事ができたら

自分の成長につながるだろうと判断しました。

 

インターンは予想をはるかに上回る

激動の日々でした。

 

朝6時に事務所に集まり

解散するのは夜の21時くらい。

 

家につくのは22時頃で

また5時前に起きる...みたいな。

まるで部活でした(笑)

 

・朝の駅立ち挨拶

・チラシ配り

・市内を自転車で駆け回りながら8万枚のポスティング

・講演会のために電話で集客

・市内の1家1家を回る戸別訪問

・県庁へ提案する政策立案etc...

 

当初はしんどかったですが

仲間もいて楽しさもありました。

 

毎日忙しい中で

僕たちに厳しいFBをくれるAさんに

ありがたさも感じていました。

 

しかし、数か月たったあたりから

身体的にもメンタル的にも限界が来ていました。

 

なんせすべての基準がAさんです。

アウトプットのクオリティー

働き方も働く時間も基準はAさん。

 

やはり当時の未熟な僕には

 

ついていけない部分がありました。

 

「選挙に勝つために

 できることは全部やる!」

 

「他の議員が休んでいる間に

 僕らは行動しまくる!何時間でも働く!」

 

「県民のためにできることは

 小さいことから全てやり抜く!」

 

素晴らしい考えだと思います。

でも当時の僕はここまで

やり抜く覚悟が出来ませんでした。

 

そして、

「Aさんの元で成長し続ける」か

「Aさんの元を離れて他に成長の機会を求める」か。

 

僕は後者を選びました。

これが冒頭のシーンですね(笑)

 

これが僕の人生で1番の挫折です。

自分で成長を求めに飛び込んだ環境でしたが

自分がついていけなくて逃げました。(笑)

 

・カッコイイ男ってなんだろ?

・人生どう生きていきたいのか?

・圧倒的に働くってどんな事か?

 

色んな事を親身になって

教えてくれたAさんの元を

自分の意思で離れたんです。

 

とはいえ、

このスタッフを止めた途端に

次のステージの扉が開きました。

 

今はそこで頑張って続けています~

そこそこ難しさは感じますが

議員インターンの経験からめげずに続けております!

 

◆気づき◆

物事を成功と失敗で分けるのは間違い。

物事には成功と成長(失敗から得る)しかない。

失敗(成長)→失敗(成長)→...→失敗(成長)→成功

 

みたいなサイクルになるんだと思う。

 

今の自分の段階としては

失敗の2段階目くらいだろうか(笑)

 

◆転用◆

また議員インターンのような経験が

できる機会があるなら

迷わず飛び込めばいい。

 

そして失敗したらいい。

失敗と言うか成長したらいい。

 

それでどうしても続けられなくなったら

その環境を離れればいいと思う。

 

サボった結果ならダメだけど、

やり切った中で無理なら

離れるタイミングなのだと思う。

■現在、人生で一番裏切られたと感じた出来事(④)

◆エピソード◆

22年間を振り返ってみて

正直に言うと、

裏切られたと感じている出来事はほとんどない。

だから周りから見たら「それが一番?」

という程度の出来事になると思う。

 

人生で1番に裏切られた(?)と感じた出来事は

小学生からの友人が高校に進学した途端に

グレて退学になった...こと。

 

学生時代の大半を一緒に過ごして

同じ部活で辛い思いも共有している仲で、

「高校生になっても違う場所で頑張ろう!」と

言っていたため

当時は残念な気持ちになっていた。

 

一方で「裏切り」について

考える良いきっかけにもなった。

 

彼は漫画クローズに影響を受けて

いわゆるヤンキーになることを自ら選択した。

 

僕は勝手に

彼に対して部活を頑張ることを期待していた。

 

そして勝手に彼に期待していた自分が

期待に応えてくれない彼に対して

勝手に裏切られたと感じた。

 

つまるところ

自分勝手さが「裏切られた」という感情を

生み出していると気が付いた。

 

この出来事以降は

色んな意味で期待しないという生き方に変わった。

だから以降、裏切られたと感じたことはないです。

 

という「裏切り」と聞いて

思い浮かんだ僕のエピソードでした!!(笑)

 

◆気づき◆

勝手に期待をするから失望する。(→賛否両論あり)

(契約書を書く場合は別かな)

 

◆転用◆

いろんな意味で期待しない。

自分勝手な期待は失望を招く可能性が高い。

 

出来るだけ機嫌よく生きることを大事にしたいから

気分を落としたり、イライラしたりする要因を

初めからつぶしておく。